先日、Windows7(SP1)でHDDの交換作業をしましたが、その際に起きたエラーについてのメモです。
2台作業して、2台ともエラーが発生しました。
HDD交換手順はいつもだいたい同じ
【HDD交換手順】
①旧HDDのイメージバックアップを取得
↓
②HDD交換
↓
③新HDDにイメージバックアップをリストア
↓
④再起動
イメージバックアップ後、リストアする工程では、
いずれもSymantec Ghost Solution Suite 3.0で作成したブートディスクを使用しています。
(このソフトはWindows10にも対応していますし、RAID構成でも使用できるため、非常に重宝しております。)
リストアが成功したはずなのに、[④再起動]にて下記エラー画面が表示されて起動せず、といった症状が発生しました。
「Windows ブートマネージャー」
Windowsを開始できませんでした。最近のハードウェアまたはソフトウェアの変更が原因の可能性があります。
ファイル:\windows\system32\winload.exe
状態:0xc000000e
情報:アプリケーションが見つからないか壊れているため選択されたエントリをロードできませんでした。
HDDを入替直後に出るエラー0xc000000eの解決方法について
解決するためには、Windows7のインストールディスクが必要になります。
僕はWindows7 SP1のディスクを使用しました。
1.Windowsインストールディスクを挿入してコンピュータを再起動します。
2.言語の設定を選んでから、[次へ]をクリックします。
3.[コンピュータの修復]をクリックします。
4.[システム回復オプション]画面に切り替わると、しばらくして[スタートアップ オプションに問題が見つかりました。修復を適用してコンピューターを再起動しますか?]と表示がされるため、[修復して再起動する]を選びます。
この直後、修復が始まります。
5.終わるとメッセージが表示されるので、[完了]を選択すると再起動します。
無事にOSが起動できたことを確認して終わり。
今回のエラーについての補足
Ghostブートディスクを使ったバックアップとリストアでは、通常はパーティションイメージを取得して、ディスクにリストアするという方式を取っていました。
しかし今回のエラーが出てからは、ディスクイメージを取得して、ディスクにリストアするという方式に変更しました。
そうしたところ、エラーが出なくなりました。
0xc000000eのエラーは bootmgrファイルが壊れたことによるものだと予想されます。
なぜいままで成功していたのに、最近になってbootmgrが故障するのかはまだよくわかっていません。
原因がわかったら追記したいと思います。
では、また・・