Windows・MS

Symantec System Recovory 2013 R2 でバックアップに失敗(E4F3000F)

数日前からエラーが発生。しばらく様子見していたが、状況が改善されないのでサポートに問い合わせ。

そういえば、いつの間にか社名がVeritasに変わっていて驚いた。

エラー内容

通知の種類 エラー
優先度
説明

エラーEC8F17B7: リカバリポイントを作成できません:

Local Disk (*:\), (C:\), (D:\) のドライブバックアップ.

エラーE4F3000F: Unexpected VSS writer error.

Check the application event log for writer specific error.

Failed VSS writers: ASR Writer System Writer Registry Writer WMI Writer IIS Config Writer Shadow Copy Optimization Writer COM+ REGDB Writer.

詳細: 0xE4F3000F

ログの採取

Veritasに問い合わせしたところ、ログ採取の依頼。下記が手順。

テクニカルサポート情報の収集方法

1-1. Windows エクスプローラを起動する。

1-2. 以下のフォルダを開く。

C:¥Program Files\Symantec\Symantec System Recovery\Utility

インストールフォルダを変更している場合はインストールフォルダ内の Utilityフォルダを開く。

1-3. SupportGather.exe をダブルクリックする。Symantec Gather Utility が起動する。

1-4. 左上の Data to gather リストの以下の項目に青い斜線のマークがついていることを確認。

Install Logs Server/Engine Logs OS Logs

1-5. 右上の Output root directory で C:\besrtemp と入力する。"\" はバックスラッシュで表示される。

1-6. Case number には問い合わせ番号 (***-***-***)を記入する。

1-7. [Gather] ボタンをクリックする。

1-8. 確認画面が表示されたら [Yes] をクリックする。情報の収集が始まる。

1-9. 結果のウィンドウが表示されたら [No] をクリックする。

1-10. Gather Complete ウィンドウが表示されたら [Close] ボタンをクリックする。

1-11. [Exit] ボタンをクリックして Symantec Gather Utility を終了する。

1. コマンドプロンプトを開き、SSR インストールフォルダの Utility に移動する。

(デフォルトでは C:\Program Files\Symantec\Symantec SystemRecovery\Utility)

2. PARTINFO.EXE と入力し、エンターキーを押す。

3. SMEDUMP.EXE > SMEDUMP.TXT と入力し、エンターキーを押す。

4. 作成された PARTINFO.TXT と SMEDUMP.TXT を送る。

念の為、併せて以下の手順でイベントログのcsv形式で取得する。

【Windowsイベントログ】

1.Windowsのイベントビューアにて、[システム]の項目と[アプリケーション]の項目
それぞれ名称を右クリックし、「ログファイルの名前をつけて保存」をクリックする。

2.表示された「名前をつけて保存」ウィンドウにて、*.cvs形式を選択して、適当
な名前を付けてファイルを保存する。

【VSSADMIN コマンドの実行結果】

実行のタイミングは、バックアップ時のエラーが発生してからなるべく早いタイミングでの採取をする。

エラーが発生後に、既に OS の再起動を行っていただいている場合、再度バックアップを実施、現象再発後にログ採取。

1. コマンドプロンプトを開く。

2. 以下のコマンドを実行。

vssadmin list writers > c:\vssadmin-01.txt
vssadmin list providers > c:\vssadmin-02.txt
vssadmin list shadows > c:\vssadmin-03.txt
vssadmin list shadowstorage > c:\vssadmin-04.txt

3. 上記コマンドを実行後、C ドライブ直下に作成される以下のファイルを採取して送付。

vssadmin-01.txt
vssadmin-02.txt
vssadmin-03.txt
vssadmin-04.txt

手順 1-5. で作成したc:¥besrtemp フォルダと、上記イベントログのファイル、
PARTINFO.TXT と SMEDUMP.TXT、VSSADMIN コマンドの実行結果を zip等で圧縮して送付する

コマンドプロンプトで実行する箇所は、管理者で実行しないとエラーになった。
それ以外は問題なくログの採取に成功、Veritasへ送信。

エラー原因について

送ったログをVeritasに解析してもらったところ、VSS Writerが不安定のためにスナップショットの作成が失敗したということらしい。

不安定な状況を解消するための方法を2種類提示された。

1つは再起動。そしてもう一つは最新版のSPを適用

SP2だったため、現時点で一番新しいSP4まで上げないといけないようだ。

解決

再起動後にバックアップを取り直してみたらOKだった。

念のため、SPを2→4にアップデートした。

ホント、何かトラブったときはとりあえず再起動で間違いなし!

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だっち

30代 二人の子持ち。 婿はなにかと肩身が狭いので、寺泊で釣りができることが何よりの癒しです。シーバス、アジング、メバリング、ショアジギング、たまにぶっこみ釣りやサビキ釣りも。冬にはスノボを楽しみます。