いまだにWindows7のクリーンインストール作業は需要があります。
少なくとも月に5台は作業している状況です。
そんな中、Windows7 SP1の状態でクリーンインストール直後にWindowsUpdateを実行すると
「更新プログラムを確認しています...」のまま何時間待っても先へ進まない。
こんな現象が頻発して困っていました。
色々試してみた結果、この時間を劇的に短縮させる方法が見つかりましたのでご紹介します。
※PCの環境によって効果が出ない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
対策手順は二つ
対策手順を実行する前は24時間経っても終わらない、そんなことざらにありましたが、今は10分以内に結果が表示されます。
①最新版のWindowsUpdateエージェントに更新
こちらのサイトにアクセスして最新プログラムをダウンロードします。
ダウンロードしたプログラムを実行すると、下の画面が表示されます。
「次へ」をクリック
②WindowsUpdateの設定を変更
[スタート] - [コントロールパネル] - [Windows Update]と進み、WindowsUpdateの画面を表示します。
「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」を選びます。
そうしたら、「OK」をクリックして前の画面へ戻ります。
以上で手順は終わりです。「更新プログラムの確認」をクリックして早速確認してみましょう!
効果がなかった方へ(代替案のご紹介)
手順を試してみたけど効果がなかったという場合、次の方法を実施してみてください。
その内容とは、Windows7 SP1用の「ロールアップ」と呼ばれる更新プログラムを先にインストール(先入れ)する方法です。
この更新プログラムの特徴とメリットは
Windowsの世界で「ロールアップ」といえば、複数のパッチをひとまとめにして、一括で適用(インストール)できるようにした、いわばパッチ集のようなプログラムを指す。
今回マイクロソフトが配布し始めたのは、Service Pack 1(SP1)が適用されたWindows 7/Windows Server 2008 R2向けのロールアップである。これには、SP1がリリースされた2011年2月から2016年4月までの約5年間にリリースされた多数のパッチが集約されている。
その名称は「Convenience rollup update for Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1」とされている。本TIPSでは、ひも付けられているサポート技術情報(KB:Knowledge Base)番号から、「KB3125574ロールアップ」と呼ぶことにする。
つまり、「KB315574」を先に入れてしまえば、ほかにインストールするパッチの数が大幅に減るため、時間短縮に繋がるというわけです。ただし効果があるのは、SP1をクリーンインストールした直後に限定される点に注意が必要です。
KB325574のダウンロードサイトは下のリンクになります。
http://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB3125574