2018年2月 Google Adsenseに新しい自動広告が追加されたことは皆さんもご存知のことと思います。
僕も新しい機能に目がないので、もちろん速攻で導入したのですが
結論から先に書くと、いまの段階では、自動広告のみで運用するというよりは、併用が無難との考えに至りました。
念を押しておきますけど、あくまでも今のところは、です。
どうしてそう思うのか、理由をいくつかあげてみました。
自動広告のみで運用する選択肢がなぜナシか
まず、既存の広告を一旦全部外して自動広告オンリーにしました。
4日間様子をみたのですが、結果はクリック数0
期待していた結果と真逆になりガッカリしましたが、きちんと分析しようと思い各ページを巡回して確認しました。
クリック数を稼げるあの位置に表示がされない
パソコン画面で記事下に広告が表示されません。
記事下というのは、僕のサイトで収益が一番高いエリアとなっています。
このサイトは70%弱がPCからの閲覧、ダブルレクタングルとまでいいませんが、何か表示されないものかと思いました。
ダブルレクタングルとは、下記のように広告を二つ横に並べた形式を言います。
大抵は左側の広告の方がクリック率が高いです。
あのユニットが表示されない
パソコンで閲覧した時に、関連コンテンツが表示されませんでした。(スマホでは表示されます)
せっかくAFFINGER4の関連記事をOFFにしてるのに~
関連コンテンツは、収益面で期待はしていませんが、直帰率の低下とPV稼ぎにかなり貢献してくれています。
ちなみに直帰率とは、1ページだけ見てサイトを離脱する割合です。
ただ、直帰率が高いからといって、必ずしも悪いとは言い切れません。
直帰率が増減した場合など、サイト構造を見直すための指標として利用ができるかと。
スマホ画面で気づいたこと
300*250のサイズだけ確認できましたが、AMPページにも自動広告は表示されます。
これは素晴らしいです。
そういえば、通常のモバイルページで関連コンテンツも表示されましたが、「ん?」と思うことが一点。
見出しつきでページの一番下に表示されますが、この見出しが英語だったり日本語だったりするのです、どういった基準で変わるのかとても気になりました。
記事の途中に挿入されるけど
記事のボリュームがある程度あると、パラグラフ(文)の途中に広告が挿入されます。
でも場所がいまいちなんですよね。記事の可読性が著しく落ちる懸念ありです。
誤クリックを防ぐために、見出しタグ(Hタグ)の直前が良いのですが。
画像の前後とかホント勘弁ですわ。
サイドバーのラージスカイクレーパ
パソコンでは、サイドバーにラージスカイクレーパが高確率で表示されます。
スクロールしないと見えない位置に表示されるので、あまり意味がないかと。
記事に集中していればサイドバーに目が行きませんから、かえって邪魔なだけかと思いました。
どうせ表示するならサイドバーの一番上に持って来ればいいと思う。
ファーストビューで目を引き、記事を読み始める前にクリックしてもらえたら最高かと。
しばらくは平行運用することに
色々と愚痴っぽくなりましたが、自動広告にはかなり期待しています。
まだリリース初期段階のため、これからデータが蓄積されたら、機械学習の本領が発揮され良くなってくるのではないでしょうか。
しかし当面の間は、記事下のダブルレクタングルと関連コンテンツだけを死守しておこう。
(AFFINGER4のウィジェットだけで設定しておきます。子テーマでコード直書きしていたモノがこれでなくなったので良かったです)
残りは自動広告が最適な位置に表示してくれることを祈っています。
いずれは自動広告のみで運用できれば理想形ですよね。
ただ、同じテーマを使っている人はみんな似たり寄ったりな配置になってしまうのでは?という懸念もありますけど・・・