Windows・MS

【Firefox】バージョンアップでConfigの値を初期化されないように防ぐ方法

 

Firefoxを最新バージョン(55.0.3)アップデートしたところ、IBM iNotesにて、メールの新規作成、返信、転送動作中に下記のエラーが出るようになりました。

 

 

問題が発生しました。この問題が原因で、現在の操作が失敗した可能性があります。
NS_ERROR_UNSAFE_CONTENT_TYPE:

iNotesのバージョンは9.0.1FP6

 

調べたところ、IBMの【障害・トラブル情報】に解決策が書いてありましたので助かりました。

Firefox 45.0 にアップグレードしたところ、IBM iNotes の操作中にエラーが発生するようになりました。これは、Firefox 45.0 より network.jar.block-remote-files プリファレンスがデフォルトで無効に設定されるためです。問題を回避するためには、この設定を有効にする必要があります。
(対象) IBM iNotes 9.0.1

http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=jpn1J1012961

 

ただ、思い返してみると、この解決策は以前に実施済みでした。

 

バージョンアップで再発したということは、network.jar.block-remote-filesプリファレンスの設定値が初期化されたということに他なりません。

 

バージョンアップごとに初期化されていたら面倒なことになるので、何か良い解決策はないか調べました。

 

 

バージョンアップのたびに「about:config」で設定したプリファレンス値が初期化される現象を防ぐ手順

 

「about:config」でプリファレンスの値を変更した場合、バージョンアップの度に設定が初期化されてしまっていたようです。※初期化されない値の方がたくさんありますから、初期化される方が稀なようです。

 

そうならないようにするには、下記の手順で「user.js」ファイルにプリファレンスの設定値を記述しておけばOK!

 

1.「ファイル名を指定して実行」を起動(Windowsボタン + Rボタン 同時押し)し、名前に「%appdata%\mozilla\firefox\profiles」と入力して「OK」をクリックします。

 

2.「ランダム文字列.default」となっているフォルダが一つ表示されていますので、このフォルダを開いてください。

 

3.フォルダの中に、「user.js」という名前のファイルがあればテキストエディタで開いてください。
なければ、「user.js」という名前でファイルを新規作成した後で、テキストエディタで編集します。

今回の対策の場合は、下記の1行を追加して上書き保存します。
真偽値はダブルクォーテーションで囲まないので間違えないでください!!

user_pref("network.jar.block-remote-files", false);

他にも設定したい値があれば、改行して追記します。

 

4.最後に、Firefoxを再起動すると設定が反映されます。

 

 

 

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だっち

30代 二人の子持ち。 婿はなにかと肩身が狭いので、寺泊で釣りができることが何よりの癒しです。シーバス、アジング、メバリング、ショアジギング、たまにぶっこみ釣りやサビキ釣りも。冬にはスノボを楽しみます。