iPhoneからWindowsに写真をインポートしたいとき、ありますよね?
通常は下記の手順で行うと上手くいくはずですが・・・
新しい写真を検出中、あるいはインポート実行中にフリーズしてフォトアプリが落ちてしまう…
原因と解決方法について解説していきます。
WindowsフォトアプリでiPhoneからUSB経由で写真インポートすると失敗する
原因について
iCloudストレージ(iCloud写真)を利用されていて、iPhone本体に写真の実体が存在しないから、なんです。
写真の実体はクラウドに保管されていますので、当然インポートに失敗します。
でもこれは、iPhone本体のストレージを節約するための大変便利な機能なので、オフにすることはおすすめしません!
ご参考までに、iPhoneの写真の実体をクラウド上だけ保管しているかどうか設定確認するためには、iPhone上で下記のように操作します。
解決方法 「別アプリ(iCloud)を使う」
Windows版のiCloudを使うことで解決できます。
オリジナルをダウンロードにすることでも解決できますが、iPhoneの容量を圧迫するため、あまりお勧めしません。
それに、iCloudをインストールしておけば、次回からUSBケーブルを挿さずにパソコン側に取り込むことが可能です。
インストール手順も紹介いたします。
Windows版 iCloudインストール手順
操作するパソコンは Windows10です。
1.パソコン上で「スタート」ボタンを押す。
「store」と入力。
検索結果に出てくる「Microsoft Store」を選択。
3.検索窓に「iCloud」を入力後、検索実行(エンターキー押下)
4.検索結果の一覧から「iCloud」を選択
Windows版 iCloudアプリの使い方(初期設定)
1.iCloudアプリを起動したら、Apple IDとパスワードを入力後、サインインします。
2.iPhoneに警告が表示されるため、「許可」を選択
3.iPhone表示される確認コード(6桁)を、パソコン側に入力
4.初期設定画面が表示されるので、「写真」以外のチェックを外してから「適用」を押した後、アプリを閉じる。
※設定は後から変更可能です。
Windows版 iCloudアプリの使い方(写真のダウンロード)
1.エクスプローラ(Windowsボタン+Eを同時押し)を起動します。
2.左ペインの「iCloud写真」を選択すると、右ペインにiCloud上の写真の一覧が表示されます。
3.パソコン側にダウンロードしたい場合、対象の写真をダブルクリックするだけ。
アイコンのステータスについて
緑色のチェックマーク:パソコンにダウンロードされた状態
雲のマーク:まだパソコンにダウンロードされていない状態
4.一度ダウンロードしたけれど、容量の関係で、再度パソコンから写真を消したい場合は、
対象の写真(緑チェックマーク付き)を右クリック > 「空き領域を増やす」の順に選択。
そうすると、再度、雲マークになります。
Windows版 iCloudアプリで写真を間違って削除した・・・クラウド上からも消える?
結論から言うと、パソコン側で写真を削除しても、iCloudからは消えません。
iPhoneなど、 iOS搭載のデバイスから消さない限りは大丈夫です。
拡張子 .HEIC を他の拡張子(.JPEGなど)に変換したい。
Windowsの無料アプリで変換可能です。
以前書いた下記記事をご参照ください。
【Windows10】iPhoneの画像ファイルを「.HEIC」から「.JPEG」へ変換する手順