30代突入の少し前から、フケ症で悩んでいました。
ちょっと普通じゃないよな、と思うくらいの感じだったのですが、誰にも相談できなくて、ずっと一人で悩んでいたのです。それも10年くらい(長い)
頭皮をこするとボロボロと無限に湧き出てくるフケ、異常です。
このフケについて一番最初に他人から指摘されたのは、やっぱり美容室の兄ちゃんだった。
デリケートな話のはずが、まったく遠慮がないのよね。まぁ付き合い長いし(笑)
今は完治しているのですが、当時は外見/衛生/メンタル面のどれも相当やばい状態でありました。
この問題で一番やっかいなのは、メンタルへのダメージが半端ないこと。
気になって気になってしようがなくなってく・・・結果・・・余計に症状が悪化してしまう。負のスパイラル
ところがです、シャンプーを変えただけで、拍子抜けするほどあっさり完治。ちょっと驚いています。もう治らないと諦めていたので・・・
もし僕と同じ状態で悩んでいたら、試しにこのシャンプーを使ってみる価値があるかもしれません。
病名は脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)と言って、次にあげる症状の人が該当します。
「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」の主な症状
メモ
皮膚が赤く炎症して発疹となり、また、白い皮膚が剥がれ痒みを伴う場合があります。
頭皮のフケはボロボロと大きな塊となって剥がれ落ち、シャンプーを何度しても改善されない。
例えば下記のような皮脂が多く出やすい場所に、症状が出やすいです。
- 鼻の脇(僕の場合、ここが一番ヒドかった)
- 耳の後ろ
- 頬
- 眉間
通院も処方された塗り薬が一時的にしか効果なく
実は皮膚科にも行ってました。
その際、塗り薬(確かステロイド軟膏だったと思います。)を処方され、頭皮に塗っていたのですが、少し症状は治まっても完治するまでは至らず。
「脂漏性皮膚炎」で検索をかけると、ネットで様々な情報を得られるので、医者に頼らず自力で何とかしようという気持ちになり、それで、途中から通院をやめました。
調べているうちに、この病気のキーワードに「真菌」というキーワードをよく目にすることに気づきます。
カビの一種でマラセチア菌、皮脂を養分として増殖して炎症を引き起こす可能性があり、脂漏性皮膚炎の要因の一つとして考えられています。
正常な人にもこのマラセチア菌は存在するため、免疫力の関係で、脂漏性皮膚炎を発症するとか言われていたりします。
そういえば、僕も小さいころアトピー性皮膚炎を患っていたため、免疫力が関係しているのでしょうかね・・・
フケ症状を放置しておくと抜け毛が・・
フケ症状は放置しておくと、抜け毛につながります。
実際、僕も脂漏性皮膚炎の症状が現れ始めてから、抜け毛がかなり増えました。
フケと一緒に毛が抜ける感じなんですよね・・
なので、取り返しのつかなくなる前に、早めの対策が重要です!
ピロクトンオラミンの殺菌効果で脂漏性フケ対策
色々調べているうちに、ピロクトンオラミンという成分が、「マラセチア菌」にも効く(殺菌する)らしいということがわかりました。
ピロクトンオラミン(Piroctone olamine)は殺菌薬として用いられる有機化合物である。クラリアント社により商品名オクトピロックス(Octopirox)として販売されている。環状のヒドロキサム酸誘導体であるピロクトンとエタノールアミンから形成される塩。
私が使用して効果があったのが、下記のシャンプー「加美乃素」、ピロクトンオラミンの他に、皮膚の炎症作用に効くとされているβ-グリチルレチン酸が含まれています。
使い始めて1週間くらいでフケがでなくなり、続けて1か月ほど使用すると炎症もなくなりました。
僕の場合、鼻の脇、眉間、耳の後ろなどの炎症がひどかったのですが、このシャンプーを使っていたら自然と収まりました。
頭皮以外の炎症部分も、石鹸やボディソープなどではなく、このシャンプーで洗うようにしてから炎症が治りました。
殺菌薬のため、真菌の一種である「マラセチア菌」に有効である可能性が示されている一方で、頭皮に存在する他の良い真菌(頭皮をガードする役目を持つ)がこの成分によって殺菌されてしまうというデメリットが否定できません。 この成分を含む製品を使用する場合、念のため注意が必要かと思われます。
シャンプーの正しい使い方
シャンプーも、実は正しく使用しないと効果が出ない可能性があります。
僕が通っている美容室の兄ちゃんから教えてもらいました。
正しいルーティンで洗うことで、シャンプーの効果を最大限に活かすことができるそうです。
まぁ、髪ボーボーな人がおっしゃっているので、かなり信憑性があると思われます、見た目は胡散臭いですが(笑)
特にすすぎは重要ですね!
- 湯船にゆっくり浸かって頭皮に汗をかく(毛穴を開く)
- シャンプーを手にワンプッシュしてよく泡立てる
- 頭皮になじませるようにマッサージする(指先の平らな部分を使い、強くゴシゴシしない)
- 2~3分ほど放置(泡で汚れを浮かし取るための時間)
- よくすすぎ、洗い流す(すすぎが十分でないと頭皮トラブルの原因になる)