実は、自宅PCのセキュリティソフトをノートンからカスペルへ移行しました。
色々使ってみて、カスペルスキーインターネットセキュリティ(以下、カスペル)に不満があるとすれば2点だけ。
そのうち1点が、これ。
ココに注意
ブラウザのリンクをクリックするとリンク先が表示されない現象。
※もう1点は、別の機会に紹介します。
例えば下記のような感じ。アマゾンアフィリエイトの画面を表示させようとしていますが、画面が真っ黒で何も表示されなくなる。
Google Chromeの症状
リンク先のページが「真っ黒」になり、(1x1)と表示。
Firefoxの症状
リンク先のページが「真っ黒」になり、(GIF画像,1x1 px)と表示。
【原因】カスペルの「バナー広告対策」がブロックしていた
バナー広告対策機能とは、Webサイト上で表示されるバナー広告をブロックする機能です。
広告だけブロックしてくれりゃいいのに、サイト全体ブロックしてたら意味ないじゃん!
バナー広告対策機能をオフにするか、特定サイトだけ除外してあげることで、画面真っ黒現象を回避することができます。
このサイトも正しく表示されなかった
何をかくそう、当サイト(WordPressで作成)も正しく表示されなくなったので焦りました。
Google Adsenseをブロックしたみたいで、サイドバーが丸ごと消えたり、さまざまな弊害が発生して困りました・・・
PHPのバージョンを上げたからか?とか色々と悩んでしまいましたよ。
1.「バナー広告対策」をオフにする手順
Windows10での手順を説明します。
1-1.「スタート」ボタンクリック後、「KAS」入力、
検索結果から「カスペルスキーインターネットセキュリティ」を実行します。
1-2.カスペルの画面が表示されましたら、画面左下の「歯車(設定)」アイコンをクリックします。
1-3.設定画面が表示されたら、左ペインから「プロテクション」を選択後、バナー広告対策を「オン」から「オフ」へ切り替えます。
1-4.下記の状態になれば、バナー広告対策が無効化されるので、真っ黒現象は回避されます。
バナー広告対策はオフさせたくない、一部のサイトだけを部分的に解除したい、という場合は次の手順を行ってください。
2.一部のサイトURLだけを「バナー広告対策」の対象外とする手順
2-1.先ほどの手順からの続きで、カスペルの設定画面を起動後「バナー広告対策」をクリックします。
2-2.バナー広告対策の設定画面で、「バナーを許可するWebサイト」をクリックします。
2-5.下記のように、バナーを許可するWebサイトに正しく追加されたことを確認して作業は終わりです。
3.フィルタ設定でジャンル別の「バナー広告対策」も可能
最後に、フィルタ設定で「バナー広告対策」を行う手順です。
あらかじめ用意されたジャンルから、オン/オフを選択できるため、URLを個別に解除するのが面倒な場合、こちらの手順がおススメです。
例えば、「迷惑広告」であったり、言語単位、例えば「韓国語」の広告を表示したくない、などです。
3-1.バナー広告対策の設定画面で、「フィルターのリスト」をクリックします。
3-2.「迷惑広告」や「外国語」のバナーをブロックしたい場合、下記ようにそれぞれの項目を「オン(緑)」にするだけで大丈夫です。
【最後に】カスペルはコスパ最高でおすすめです。
最後に、ノートンから乗り換えた理由ですが、「コスパ良し」、「機能豊富」、「軽い」が三拍子そろっているから。
3年版が5台に入れられるので素晴らしい。そして振舞検知など未知のウィルスへの防御も安心、なにより軽くてパソコンの動作を邪魔しない。
今回のように、いくつか設定を調整しなければいけない点はマイナスですが、それを考慮しても圧倒的におすすめなセキュリティソフトかと思います。
購入タイミングとしては、Amazon PrimeデーやAmazonサイバーマンデー、セール期間にかなりの値引きが入ります。
そういえば最近、企業向けのSymantec Endpoint Protectionが、倍以上に値上がりしていて色んなお客さんがESETへ乗り換えしている話をよく聞きます。
ブロードコムに買収された影響ですが、機能はすばらしくとも、価格面で満足度がなければお客は離れていきますよね・・・