先日、スキー場で転倒して肋骨(ろっこつ)を骨折しました。
スノボーでは良く聞くケガですが、まさか自分がその状態になってしまうとは。
ケガが発生した時の状況や症状、整形外科で伺った治療法について紹介します。
ケガをした時の状況。緩斜面での逆エッジ
ケガをしたゲレンデは、過去に何度も訪れたことのある場所、ムイカスノーリゾート。
訪れる客の半分以上がファミリーで、コースも初心者・中級者向けが中心。最大幅200mと、横幅が広く緩斜面が多いことが特徴です。
初心者の練習にはもってこいの場所。
事故が発生した場所は、第三ペアリフトから降りたファルコンコース(781mの中級コース)でのこと。
前半の急斜面が終わると緩斜面になり、最後はほとんどフラットになります。
僕はこのフラットな場所でこけてしまいました。いわゆる逆エッジというやつです。
油断していたので、こけた時に腕を巻き込み、肘が左肋骨を直撃しました。
かなりの衝撃で数秒間息が止まる。。
それでも起きられないレベルではなかったので、実はこのあと4時間くらい滑ってしまいました。
折れているとは気づかずに・・・(恐ろしい)
恐らく運動しているときはアドレナリンが出ているため、痛みの感覚が鈍くなっていたのかもしれません。
実は急斜面より緩斜面の方がケガをしやすい。
緩斜面では、転倒した時の衝撃をモロに身体が受けてしまうためダメージが大きくなります。
一方、急斜面では、角度がついているおかけで衝撃を上手く逃がすことができるため、思っている以上にダメージは少ないです。
たとえば、野沢温泉スキー場のスカイラインコースなんて結構危険。
急斜面からいきなりの超緩斜面(フラット)へ、かなりのスピードが出ていて、想像するだけでゾッとします。
医者には行った方が良いのか?
肋骨に痛みを感じ、それが続いたらヒビか折れた可能性が高いです。
打撲の可能性もありますが、医者へ行きレントゲンを撮ってもらいましょう!
折れた骨が内臓を傷つけている可能性があるからです
僕の場合、周りに「折れた骨が内臓に当たっていたらヤバいよ」と言われて、折れてから10日後になってやっと行きましたけどね。
肋骨骨折の症状
こんな時に激痛が走ります。
- くしゃみをした時
- 重いものを持った時
- 寝ようとして体を仰向けにした時
- 起きようとして体を起こした時
とにかくくしゃみに気を付けること。
くしゃみが出そうになったら、鼻をつまむと我慢できる場合があります。
それでも稀に我慢できず出ちゃうことがありますが・・
重いものを持つのは控えましょう。僕は折れているとは知らずに30Kgの米を担いでしまいました。
また、寝返りがうてないので、寝る時の態勢は本当に苦労します。なるべく痛みが少ない姿勢を早く見つけることが重要。
治療方法
ここからは、整形外科の先生に実際に伺った話になります。
- 基本的に自然治癒。安静にする以外に方法はない
- 治るには1月程度を要する
- 患部を温めるのはNG。お風呂はシャワー程度にする
家で大人しくする他はないようです。
処方された薬
- 胸部を固定するバンド
- 湿布薬
- 痛み止め
- 胃が荒れないようにする薬
バンドをする時は、息を吐いた時に巻くそうです。
患部を温めることが良くないので、湿布薬で冷やす。
効き目は24時間と以外に長い。
くしゃみさえ気をつけていれば、耐えられないほどの痛みではない。
なので痛み止めは飲んでいません。
まとめ
基本的に自然治癒。だからと言って医者に行かないのは良くない。
整形外科へ行き、レントゲンを撮って状態を確認しましょう!
追記
僕の場合は3週間程度で治りました。
くしゃみをしても痛くなかったので感動!すぐに八海山スキー場のエキスパートコースを周回しに行きました。