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スノボーで肋骨(ろっこつ)骨折した時の症状と治療法について

moritz320 / Pixabay

先日、スキー場で転倒して肋骨(ろっこつ)を骨折しました。

スノボーでは良く聞くケガですが、まさか自分がその状態になってしまうとは。

ケガが発生した時の状況や症状、整形外科で伺った治療法について紹介します。

ケガをした時の状況。緩斜面での逆エッジ

ケガをしたゲレンデは、過去に何度も訪れたことのある場所、ムイカスノーリゾート

【公式】ムイカスノーリゾート

訪れる客の半分以上がファミリーで、コースも初心者・中級者向けが中心。最大幅200mと、横幅が広く緩斜面が多いことが特徴です。

初心者の練習にはもってこいの場所。

事故が発生した場所は、第三ペアリフトから降りたファルコンコース(781mの中級コース)でのこと。
前半の急斜面が終わると緩斜面になり、最後はほとんどフラットになります。
僕はこのフラットな場所でこけてしまいました。いわゆる逆エッジというやつです。

油断していたので、こけた時に腕を巻き込み、肘が左肋骨を直撃しました。
かなりの衝撃で数秒間息が止まる。。

それでも起きられないレベルではなかったので、実はこのあと4時間くらい滑ってしまいました。

折れているとは気づかずに・・・(恐ろしい)

恐らく運動しているときはアドレナリンが出ているため、痛みの感覚が鈍くなっていたのかもしれません。

実は急斜面より緩斜面の方がケガをしやすい。
緩斜面では、転倒した時の衝撃をモロに身体が受けてしまうためダメージが大きくなります。
一方、急斜面では、角度がついているおかけで衝撃を上手く逃がすことができるため、思っている以上にダメージは少ないです。

たとえば、野沢温泉スキー場のスカイラインコースなんて結構危険。
急斜面からいきなりの超緩斜面(フラット)へ、かなりのスピードが出ていて、想像するだけでゾッとします。

医者には行った方が良いのか?

肋骨に痛みを感じ、それが続いたらヒビか折れた可能性が高いです。

打撲の可能性もありますが、医者へ行きレントゲンを撮ってもらいましょう!

折れた骨が内臓を傷つけている可能性があるからです

僕の場合、周りに「折れた骨が内臓に当たっていたらヤバいよ」と言われて、折れてから10日後になってやっと行きましたけどね。

肋骨骨折の症状

こんな時に激痛が走ります。

  1. くしゃみをした時
  2. 重いものを持った時
  3. 寝ようとして体を仰向けにした時
  4. 起きようとして体を起こした時

とにかくくしゃみに気を付けること。
くしゃみが出そうになったら、鼻をつまむと我慢できる場合があります。
それでも稀に我慢できず出ちゃうことがありますが・・

重いものを持つのは控えましょう。僕は折れているとは知らずに30Kgの米を担いでしまいました。

また、寝返りがうてないので、寝る時の態勢は本当に苦労します。なるべく痛みが少ない姿勢を早く見つけることが重要。

治療方法

ここからは、整形外科の先生に実際に伺った話になります。

  1. 基本的に自然治癒。安静にする以外に方法はない
  2. 治るには1月程度を要する
  3. 患部を温めるのはNG。お風呂はシャワー程度にする

家で大人しくする他はないようです。

処方された薬

  1. 胸部を固定するバンド
  2. 湿布薬
  3. 痛み止め
  4. 胃が荒れないようにする薬

バンドをする時は、息を吐いた時に巻くそうです。

患部を温めることが良くないので、湿布薬で冷やす。
効き目は24時間と以外に長い。

くしゃみさえ気をつけていれば、耐えられないほどの痛みではない。
なので痛み止めは飲んでいません。

まとめ

基本的に自然治癒。だからと言って医者に行かないのは良くない。

整形外科へ行き、レントゲンを撮って状態を確認しましょう!

追記

僕の場合は3週間程度で治りました。
くしゃみをしても痛くなかったので感動!すぐに八海山スキー場のエキスパートコースを周回しに行きました。

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だっち

30代 二人の子持ち。 婿はなにかと肩身が狭いので、寺泊で釣りができることが何よりの癒しです。シーバス、アジング、メバリング、ショアジギング、たまにぶっこみ釣りやサビキ釣りも。冬にはスノボを楽しみます。