嫁のNBOXカスタムですが、納車して2ヵ月が経過。総走行距離も2,000kmを突破し、おおよそ車の癖がわかるようになってきました。
あいかわらずのクソ燃費ですが、それ以外の点においてはおおむね満足しているそうです(嫁談)
ちなみに燃費は14.5km/ℓ
さて2017年の年が明けてからというもの、毎日のように雪が降り続いているため、雪道での走行性能はどうなんだろうかと気になり、休日に乗り回してみました。
雪道走行の感想です。
嫁のNBOXカスタムのスペック
まずは車のスペックから紹介
- 2WD
- FF
- タイヤは14インチ、ブリジストン製
- ターボ車
- VSA
夏タイヤは15インチですが、燃費向上のため、冬タイヤは14インチにしてあります。
雪道走行でポイントになるのはやっぱりVSAかと思います。HONDAの公式サイトの説明によると
急ブレーキ時の車輪ロックを防ぐEBD付ABS、加速時などの車輪空転を抑えるTCS、旋回時の横すべり抑制。
これら3つの機能をトータルに制御。4輪別々にブレーキをかけたり、パワーを制御するなどして、クルマの姿勢の安定化を図ります。
http://www.honda.co.jp
と説明があります。
雪道走行でも力を発揮してくれそうですね。
僕の乗っている車にもこの機能がほしかった。
雪道走行を検証してみた
外気温-3℃、朝7時~9時に検証
- スタックからの脱出
- 硬い凸凹道
- アイスバーン
- 深いわだち
スタック状態からの脱出に難あり
我が家はド田舎なので無駄に庭が広い。
車庫から庭を通り車道に出るまで、約40mあります。
事前に庭をジジイが持っている除雪機で除雪済み、それでも5~10cmくらい雪が残った状態。
しかも凸凹あり。
いざ車庫から発進してみると、3mくらい進んだところでいきなりスタック!!
さて、アクセス吹かしてみてもタイヤが空転するだけ。前進と後進を交互に繰り返してもVSAの警告ランプがむなしく点滅。
思い切ってVSAのスイッチを長押し、OFFにしてみることに。
アクセルを思い切り踏み込むと、あれ?以外なほどあっさりと脱出に成功。さっきは全然ダメだったのに・・・
VSAのデメリットをいきなり体感。発進時にVSAをONにしていると(デフォルトはON)、タイヤが滑りすぎて上手く発進できないことがある!
あとで嫁に聞くと、娘を学校に送迎した時にすでに2回ほどスタックを経験したとのこと。
結局後ろから押してもらって脱出したそうです。
路面の硬い凸凹道は抜群の安定性
次は水の出ていない国道でたびたび出現する凸凹道。
僕はコイツが2番目に嫌い。見附市内に通る国道8号でよく出現する悪魔。
綺麗な道から凸凹道へ、50kmくらいのスピードで突入してみる。
車体が横ブレないし、振動が思いのほか小さい。
僕の車であれば、天井に頭がガンガンあたるはずだけれど、それが全くなかった。
これは車体の重さからくる抜群の安定性ではないだろうか。なんたって車重1㌧ありますので。
アイスバーンではVSAが本領発揮
見附中之島ICを過ぎて長岡方向へ通じる国道8号。
ここは交通量が多いのに水が出ていない。
障壁がないため、常に強い横風にされさる。カッチカチに圧雪された道が朝はツルツル、テカテカ状態です。
検証にはちょうどいいアイスバーン。
アクセルを強く踏み込む
何度かケツを振りそうになりかけるが、そのたびにVSAが点滅し、車体が上手く持ちこたえる。
信号手前で強めのブレーキを踏んでもタイヤがロックされることはなかった。
VSAいいね!
カーブの深いわだちも抜群の安定性
僕が嫌いな雪道第一位。
カーブで深いわだちがある道、かつ水を多く含んだシャーベット状の状態。
僕はこの道で1回スピンを経験したことがあります。
カーブのところでわだちから外れて雪に乗り上げてしまい、そのままスピン。
幸いにも対向車がいなかったので助かりましたが、それ以来苦手にしているのですが。
家の近くにこの道はあります。
除雪車は来ない、水も出ていない、通行量は多くない。
この日はシャーベット状ではなかったですが、深いわだちがばっちりできています。
40kmくらいのスピードでカーブに入り、思い切ってわだちから外れて雪に乗り上げてみました。
おぉ、スベラナイ、ハンドルも取られない・・・スピンしそうな気配が全く感じられない。
スバラシイの一言
まとめ
NBOXカスタムの雪道での走行性能はVSAのおかげでとても安定性に優れていると思います。
もしスタックしたら、VSAはOFFにして脱出。それ以外は常にONで良いかと思います。
いくらVSAが優れているとはいえ、雪道で走行で過信は禁物です。
下記に雪道での走行する際のポイントをあげますので、常に意識するように心がけていただくと良いかもしれません。
- スピードを出さない
- エンジンブレーキで減速する
- 車間距離は普段より多めにとる
- なるべくわだちに沿って走行する
- 滑った時は焦ってブレーキを踏まない